General Medicine
NEJM
Images: 寒冷凝集素症 (from日本)
An impressively educational blood smear.
I’m always happy to see the NEJM paper written by Japanese authors! https://t.co/dpYEZsZ8eR
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) August 19, 2023
CPS: 収縮性心膜炎
収縮性心膜炎 constrictive pericarditis
・原因:特発性が多いが,心臓手術,放射線照射後に生じることがあり,稀に悪性腫瘍によって生じる。
・身体所見:末梢浮腫,肝腫大,頸静脈怒張,Kussmaul徴候,心膜ノック音(S2の後に聞こえる)— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) November 3, 2023
・治療:①NSAIDs,コルヒチン ②グルココルチコイド,IL-1受容体アンタゴニスト ③心膜切開術
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) November 3, 2023
CPS: ビタミンA欠乏症
今週のCPSは減量手術歴がある43歳女性の繰り返すUTI,排尿困難,腹部膨満の症例提示。
診断プロセスが大変勉強になりました。 https://t.co/VGO0rA7e9M
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) February 1, 2024
Review: Long COVID
Long Covidの新定義 (NASEM 米)
筆頭著者はPICS研究の第一人者でもある@WesElyMD先生。
Long Covidは現在世界的に深刻な公衆衛生問題に発展しているものの,まだ新しく未完成な概念です。
この論文では臨床マネジメントを行う上で抑えておきたい重要な議論がまとまっています。
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) August 1, 2024
④除外診断ではない
→Long Covidは膠原病などの類似する全身疾患と併存することがあり,その誘引にも増悪因子にもなり得る。
そのため代替診断の存在はLong Covidの否定にはならない。Long Covid +αの可能性も踏まえた複数の臨床シナリオを念頭に診療を行うことが重要なようです。
3/3
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) August 1, 2024
Ely先生から直々に解説ツリー、必見です! https://t.co/ftyXMUmI6o
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) August 2, 2024
Images: 腹膜垂炎
今週のNEJM Image Challengeは,外来やERで見かけるかもしれない主訴「腹痛」の原因疾患。
病歴,身体所見のみで診断を想起できることもしばしばですが,マネージメントや自然経過を知っておくことも重要かもしれません。 https://t.co/il6BJetZKD
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) August 16, 2024
CPS: AOSD
今週のNEJM CPSはしばしば不明熱の鑑別に挙がるものの,多様な臨床経過から診断に時間を要することも多いあの疾患。
教育的な本文もさることながら,タイトルも毎回工夫が凝らされているCPS。
今回はrash→「皮疹」と「早まった(診断)」が掛かったダブルミーニングのようです。 https://t.co/C7ggcGYV7f
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) October 7, 2024
Internal Medicine
爪
Nails reveal a great deal. https://t.co/5SsZvN0qHG
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) December 21, 2023
Fecopneumothorax (糞便気胸)
「黒い胸水」
非常に稀な症状を呈する重篤な病態についての症例報告 https://t.co/o0Yxg7tkn5
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) April 29, 2024
KSHV/HHV-8関連多中心性キャッスルマン病
KSHV/HHV-8関連多中心性キャッスルマン病ではカポジ肉腫(KS)を合併することがあるが,皮膚内臓病変を欠くnodal KSは稀。 https://t.co/0zJXJnbmf9
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) August 2, 2024
JAMA IM: 無症候性高血圧
「入院中の心血管疾患を伴わない無症候性血圧上昇に介入する意義は?」という昨今の議論に対するstepwise approachの提案。
血圧上昇の覚知からtransitional careに至るまで、原因やリスクに応じた段階的なアルゴリズムでとてもしっくりきます。 https://t.co/7dNP9nyX3o
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) August 5, 2024
JAMA IM: GDMTの導入順序
5つの原則
①導入開始,漸増の遅れを防ぐ
②入院中の導入が重要
③Risk-Treatment Paradoxを克服する
④絶対禁忌がなければ高齢,フレイル,多併存疾患でも安全にGDMTを継続できる事が多い (とはいっても忍容性の評価は重要)
⑤GDMTを開始,強化しないことの害を認識する2/4
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) August 9, 2024
とはいってもなかなか海外文献の推奨通りにいかないのがGDMTの実際かと思います。
以前,GDMT導入に関しての注意点や有害事象について執筆をした事があるので機会があればご覧いただければ幸いです。https://t.co/7tEo3464RI
4/4
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) August 9, 2024
CHEST: Sulfhemoglobinemia
酸素投与に反応しない低酸素血症の鑑別
①右→左シャント
②SpO2とSaO2の乖離→MetHb血症やCO中毒など
③O2Hb,COHb,MetHb分画の割合が95%に満たない場合→sulfhemoglobinemiaを鑑別に想起sulfhemoglobinemiaは硫黄含有,非含有製剤どちらでもなることがある
血ガス,奥深いです。 https://t.co/Sqz36wryqf
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) August 29, 2024
岩波先生 凝固カスケード
岩波先生カンファのおかげで、目に見えない複雑な病態も実践的な内容に絞り図や例え話を交えて説明すれば初学者が理解できるということを学び、膠原病や血液疾患への苦手意識を克服することができました。
ああいう魅力的なティーチングができるよう精進したいものです。 https://t.co/4VwOtrbOEC
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) October 31, 2024
Kelleyの背表紙
11版は各章タイトルの横にも描かれていて,以前からどなたなんだろうと思っていたのですが解決しました。 https://t.co/XxiDfGeMYj
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) November 21, 2024
JAMA: バスキュラーアクセス総説
少し前にJAMAから発表された,維持透析に使用するバスキュラーアクセス(VA)についての総説
VAトラブルは非透析専門医も救急外来や当直などで診療する機会があるので,AVF,AVG,長期留置カテなどの解剖,合併症や診察のポイントを抑えておく必要があり,理解に役立ちました。 https://t.co/OXK08kcZ3a
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) November 28, 2024
FH
FHは冠動脈疾患発症前に一般内科,プライマリ・ケア外来で見つかることも珍しくないので,ジェネラリストも診断から治療の流れを抑えておきたいですね!
(日本語ガイドライン,わかりやすいです)https://t.co/nyHpdxYHuh https://t.co/VGLiGMtHJv
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) December 16, 2024
スポーツ外傷
現在,日本ラグビー協会を始め多くの団体で段階的競技復帰とSCATによる評価が推奨されていますが,podcastでは2022年に発表された最新のアセスメントツールで,受傷72時間以降のより詳細な評価を想定したSCOAT6も紹介されています。https://t.co/I7uWqOrOfe
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) September 19, 2024
いらすとや
最近海外コンテンツのinfographicでいらすとやを見かける機会が激増したように思います。そして絶妙に良い味を醸し出していて親近感が湧く。。。
Canvaでいらすとやの素材が使えることなどが影響しているのでしょうか。 https://t.co/inbToA4BXn
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) January 20, 2025
Arthritis&Rheumatology: 血液疾患と血管炎
血液疾患と血管炎に関する総説の著者原稿が先行公開
Table 1: 血管炎ミミックになる血液疾患の症状,診断
Fig 2: フローチャート「原因不明の全身炎症」としてジェネラリストが初期対応をすることも珍しくないため,全身管理と並行して早期に専門科と連携する重要性を感じます。 https://t.co/qOS8fKLtsC
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) May 6, 2025
JAMA: ぶどう膜炎
成人のぶどう膜炎についての総説
眼の解剖からぶどう膜炎の疫学、発症機序、随伴症状も考慮した診断、マネージメントまで図表を交えて網羅されています。
ぶどう膜炎は全身疾患のいち症状として遭遇することも多く、内科医必見の内容で勉強になりました。 https://t.co/MjyCcpjr6B
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) July 5, 2025
Hospital Medicine
JHM: 午前退院
午前中退院の遵守はhospital flowの改善につながると信じられていたが,単一介入では
・ER滞在時間や入院期間を短縮しない
・緊急入院が昼以降に集中し医師,看護師の負担増加
・研修医は退院処理におわれ教育症例へ割く時間が減少退院目標の個別化や複合的アプローチを検証していく必要あり。 https://t.co/N8ocMJbF52
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) December 2, 2024
JAMA IM: Spellberg先生 院内ルールの例外
Shorter is betterでおなじみSpellberg先生から
スタッフが院内ルールに固執することで患者さんに害が及ばぬよう例外を認めるOverride policyを策定したところ,臨機応変な現場対応が増えたというエッセイ。
ダンジョンズ&ドラゴンズと指輪物語の話で始まるユニークなエッセイでした。 https://t.co/tzM7jaY5x7
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) December 30, 2024
Family Medicine
AFM: 金子先生
Innovations in Primary Care from the current issue of @AnnFamMed features an article from Japan.
Congratulations, Kaneko-sensei! https://t.co/vck36oFJRi
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) September 24, 2024
BJGP LIFE: Medical narrativeと哲学
Medical narrativeについて哲学という観点からアプローチしたユニークなエッセイ。
BJGP LIFEに掲載された@Yokota_general先生の記事を藤沼先生が紹介されています。 https://t.co/yKzeUnG8So
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) February 7, 2025
FM×GIM
初期研修で家庭医療学に出会い、後期研修以降は総合内科(+集中治療)を軸にジェネラリストとして研修してきましたが、個人としてGIM×FMのマインドセットを持つこと、チームとして(時に施設の枠組みを超えて)総合内科医、家庭医が協働すること、どちらもシナジーがあると感じます。 https://t.co/8PwedXWaNw
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) July 2, 2025
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