Palliative care / Medical Ethics
Medical Ethics
臨床倫理の四分割表
“Clinical Ethics” is a really practical and helpful text that helps clinicians’ ethical reasoning. pic.twitter.com/G5s9TV2rWy
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) April 5, 2023
BMJ: 職業倫理
BMJより職業倫理についてのOpinion。
キャリアを破滅させる誤った決断を下さないために,同僚,友人,家族など信頼できる人にアドバイスを求める。
当たり前のように聞こえるが,危機的状況では自身の倫理的判断を疑い,第三者の意見に耳を傾け状況を客観的に把握する必要がある。 https://t.co/SrTHVZryfS
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) July 19, 2024
Shared Decision Making
CHEST: 重症慢性疾患患者のGoal of Care、質的研究
CHESTから「重症慢性疾患患者のGOCに関する意思決定を促進するには?」半構造化面接を用いた質的研究
促進:事前の情報収集,多職種連携,家族との信頼関係構築,そして病状説明を繰り返す
障壁:ケアの非連続性,時間的制約,患者価値観推定が難しい
組織として障壁を最小限に留める取り組みが重要 https://t.co/c8Wjnt1Yps
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) July 9, 2024
Advance Care Planning
JGIM: ACP総説
「ACPは効果的か」→「どうやって効果的なACPをするか」というACPを取り巻く議論の変遷が豊富な引用文献とともにまとまっていて大変勉強になりました。
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) January 25, 2024
Serious Illness Conversations
NEJM: 高齢重症患者への意思決定支援
NEJMから高齢重症患者の意思決定支援についてのPerspective。
「コードステータスは入院診療における話し合いの一部に過ぎない」というメッセージの通り,コードステータスを決定するまでに話し合われる,患者さん自身の価値観や治療への希望などの要素も重要だということが伝わる内容です。 https://t.co/LijoGNJ3bO
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) April 27, 2024
中川俊一先生: あなたのACPはなぜうまくいかないのか?
則末先生,平岡先生は「臨床倫理の実践」を伝える長年の活動をきっかけに終末期ディスカッションを執筆されましたが,東京ベイ流臨床倫理には中川先生の教えが少なからず流れているように感じます。自分もこの本を手に取り学ぶのが楽しみです!https://t.co/fBooTn5Gf2 https://t.co/pjGqus3tkd
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) September 5, 2024
End-of-Life
JHM: 終末期のオピオイド
終末期にオピオイド静注を要する場合,初期投与はボーラス投与で速やかに症状緩和を達成し,必要量を見極めてから持続投与に移行する。
緩和ケアにおける重要なポイントが具体的に説明されており,一読の価値有りです。 https://t.co/lVRdWiG88V
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) April 6, 2024
CHEST: ICUにおける終末期ケア 総説
CHESTから「ICUにおける終末期ケア」に関する総説。
ICU緩和ケアの第一人者であり,昨年亡くなった Curtis先生が率いていたワシントン大学のメンバーによる論文で,効果的なコミュニケーションやケアの標準化を始め,重要な議論について言及されています。
“We never withdraw care.” https://t.co/q3uyhp4Uad
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) July 10, 2024
Palliative Medicine: 終末期入院とプライマリ・ケア医 SR/MA
「終末期の入院についてプライマリ・ケア医の判断に影響を与える要因」SR and narrative synthesis
臨床経験,病状予測,セッティング,医療システム,ケアの継続性などが関与するが,特に家族など複数名のstakeholderとの合意形成は重要で,今後効果的なアプローチについて検討が必要。 https://t.co/xcjGcx1b1g
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) October 18, 2024
CHEST: 終末期と言語の壁
CHESTから,マイノリティな母国語しか話せない患者さんのend-of-lifeに向けた共同意思決定についてのCBD
言語の壁に加え文化的,宗教的配慮も必要になるため家族,臨床倫理チームのみならず国際支援部門やチャプレンの助けを要することがある。
日本の臨床現場でも役立つ議論で勉強になりました。 https://t.co/CIH2Nvl2Ts
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) May 27, 2025
Palliative Care
BMJ: 認知症患者さんへの緩和ケア
As clinicians, we should understand the perception differences between healthcare providers and patient families mentioned in this article and engage in shared decision making while taking it into consideration.
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) April 5, 2023
ACP Hospitalist: アニマルセラピー
今週のACP Hospitalist@newmanities先生の連載でミニチュアホースのバロン君によるアニマルセラピーが紹介されています。なんと病室までやってきてくれるようです。
「彼は馬の衛生管理に関するトレーニングを受けている(言い換えると廊下で粗相することはない)」という一文がジワジワきました。 https://t.co/CueOy5Ials
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) July 18, 2024
緩和ケアの独立
End-of-lifeケアの独立
かつて植民地では欧米的な緩和ケアモデルを強要し失敗した歴史がある。EOLケアでは患者さんのautonomyはもちろん,地域性や文化的価値観も重要。「これで良かった」と思ってもらえる意思決定は十人十色で,難しくもありやりがいを感じるところですね。 https://t.co/sV81AhJTDO
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) December 31, 2024
Primary palliative care
Primary palliative care:非専門医が実践すべき基本的な緩和ケアスキルのこと。
日本では緩和ケア医へのアクセスが容易でない場面も多く,ジェネラリストが緩和ケアの軸となることが重要かもしれません。
全体を通じて故J. Randall Curtis先生へのリスペクトを感じるエピソードです。 https://t.co/1sliIyrHce
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) March 19, 2025
Palliative careの語源はラテン語で「外套をかける」という意味のPalliare
primary palliative careとsecondary palliative care(緩和ケア医による治療)をどのように統合するかは施設によって正解が異なる
患者さんが緩和ケアを拒絶する場合,緩和ケアの意味が適切に伝わっていないことが多い。
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) March 19, 2025
集中治療と緩和ケアの統合
【集中治療と緩和ケアの統合】
ICUにおける緩和ケアについての議論が始まって30年弱,これからも発展の余地がある。primary palliative careとspecialty palliative careには共通点と相違点があり,これらを統合することで最善な緩和ケアを提供する必要がある。https://t.co/54lwv5HRwe
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) March 25, 2025
ICUでの緩和ケア
「primary palliative careが重症患者に携わる医師の必須スキルである」ということは本文でも言及されていますが、到達目標はセッティングやリソースに依存する部分もあり、これからも議論していく必要がありそうです。https://t.co/QTtrXEF8Dc
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) June 26, 2025
Communication
AIM: Empathy SR
「医療者のEmpathy(共感)は患者さんの満足度向上に寄与するかもしれない」というSR。異質性から強固なエビデンスにはなりえなかった。
Supp Table 1.から研究毎にEmpathyの捉え方が異なることがわかりますが,既知のとおりエビデンスの質だけでは評価できない重要なコミュニケーションスキルです。 https://t.co/ktBE1wkmML
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) January 31, 2024
Essay
NEJM: 患者さんにとっての「良い一日」
「いま一番困っていることは何ですか?」
医療が複雑化した現代において,共同意思決定の入口をわかりやすくする質問
患者さんにとっての「良い1日」を見つける手伝いをきっかけに,価値観を知ることができるかもしれない。
A Good Day | New England Journal of Medicine https://t.co/Nw7ZNL3m9B
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) November 28, 2024
AIM: 医学生、意思決定の葛藤
米国医学生のエッセイ
コードステータスが必要な意思決定プロセスを経ず,入院時チェックリストのように扱われることに対する危惧と,学生や研修医が実践前に標準化されたトレーニングを受ける必要性について言及しています。
実に的確な視点で,今度学生達と話してみたい内容だと感じました。 https://t.co/vBe2jfFeLT
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) November 30, 2024
BMJ: 信頼関係は対話から
40年来のパーキンソン病患者さんによるショートエッセイ
・信頼関係は説明ではなく対話から生まれる
・患者さんには拒否権が存在する
・「エビデンス」と同様に患者さんの懸念も重要な判断材料など,Shared decision makingの基本が患者さん視点で綴られています。 https://t.co/zCL6q7c95J
— Yohei Masuda (@YoheiM_MD) March 10, 2025
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